「ハイハイは楽しい」
ありんこGr(4〜1歳)
お天気が良い日が続き、毎日、園庭に出て、風に泳ぐ鯉のぼりを見たり、お花をみたり、気持ちいい風を感じたりと心地よい時間を過ごしている子どもたちです。(^^)
月齢に差がある子どもたちですが、一人ひとりが日々の生活の中で少しずつ、出来ることが、増えてきているのを感じています。
4ヶ月を迎えるお友だちは、今、寝返りをしようと一生懸命です。「がんばれー、後少し」お尻をひねり・・・肩と頭を持ち上げますが後一歩といったところ。そとですこ〜し、お手伝い。
「よいしょ!」
「おー、できたね」とみんなで拍手。担任も真正面でハイハイポーズで話しかけるとお友だちもにっこり、一生懸命顔をあげようとしています。ちょっと月齢が進むとズリバイで、いろんなところへの移動を楽しんでいます。鏡を見つけて「誰?」とタッチをしてご挨拶。
「はじめまして〜」
サークルの坂道登ってきては「みてー、登れたよ」と声を出して教えてくれる子もいます。行動範囲もひろくなり、楽しい事もふえてきているようですよ。(^^)
「こっちだよ〜」
大人はハイハイせずにつかまり立ちをしたり、歩いたりすることが発達が早いと思いがちですが、ハイハイはとっても大切な活動なのです。ハイハイをすることは全身運動となるので、腕や足の力がつくのはもちろん体幹も育ちバランス感覚も養われると言われています。ハイハイをたくさんすることは、これから先の発達である、つかまり立ち、伝い歩き、歩行がスムーズにできるようになる鍵ともいえるでしょう。(^^)
ありんこGrでも一人ひとりの発達に合わせてのハイハイをたくさんできるような遊び、生活のなかでの移動など工夫して楽しんで腕や足の力がつくようにしていきたいと思います。
西元千鶴