「新聞紙で海ごっこ」
最近は雨が多いですね。先日の雨の日、「海ごっこをしよう!」と宣言すると、瞳をキラキラさせ、担任を見つめるすみれさんたち。
用意した物は新聞紙。「これをどうするの?」と興味津々。「新聞紙を小さくちぎろう!」と声をかけ、新聞紙をグーパンチで破く遊びを始めました。意外にも男の子よりも女の子の方が積極的にパンチを繰り出していました。鬱憤を晴らすかのようにパンチをするCちゃんやKちゃん。日頃のストレスがたまっているのかな(笑)。3歳児は作ることよりも壊すことに楽しみを見出だす年頃なので、きっと面白かったんでしょうね。
あたり一面が新聞紙で埋め尽くされると、「ここが海だよ!」と声をかけました。「水」に見立てたTくんは、カエルさんみたいに泳ぎ始めました。「砂」に見立てたRくんは、お友だちに新聞紙をかけてもらい顔だけ出してニッコリ。
「楽し~い♪」
「みんな、水を集めて!」と伝え、シートの中に新聞紙をため、カウント5で空中に投げると、シャワーのように新聞紙の水が降ってきました。
「5.4.3.2.1.ゼロ~!」
ひとしきりシャワー遊びを楽しんだ後は、釣り竿をたらして魚つり。
「何かお魚じゃないのが釣れたよ⁉」
最後は一人一枚ずつビニール袋に新聞紙を詰めボールを作りました。ボールを使って遊んだのですが、何をしたのかは子どもたちに聞いてみて下さいね。
新聞紙だけでも様々な遊びを楽しめます。一人ではなくみんなで遊ぶことによって楽しさは倍増するみたいです。
まだまだ雨の日が続きそうです。ワクワクできるような活動を取入れ、室内遊びを充実させていきたいと思います。
林信彦