「しらかわフェスティバル!見どころ~玉入れ」
「当日に向けての練習を頑張る」のではなく「当日にいきなり取り組んでも楽しめる」というのが、フェスティバルのねらいの1つでもあります。
すみれさんたちが楽しめる競技は何だろうと考えた時に「玉入れ」がいいのでは?という意見が出ました。確かに「玉入れ」は未満児運動会でも経験済みですからね。
ただ黙って当日を待つのも何ですから(笑)、玉を使ったゲームを事前に楽しんでみました。その名も「玉運びゲーム」。玉入れ用の玉を持ち、平均台を渡り、かごに投げ入れるというゲームです。
入ったら新しい玉を運ぶことができるのですが、入るまでは投げ続けなければいけません。Gくんはこのゲームが得意で何度も一発クリアしていました。しかしお友だちのほとんどは簡単にはクリアできませんでした。業を煮やしたNくんは「こんなのゲームじゃないや!」とご立腹の様子(笑)。一方でSくんは「やっと入った~!」と飛び上がって喜んでいました。難しかったからこそ、できた時の達成感も大きかったのでしょうね!
この遊びを通して、玉の大きさの感覚や入りやすい投げ方を知ったすみれさんたち。上達するにつれ、低いかごでは満足せず、高さを要求するようになりました。アスレチックのところに高さのあるかごを設置すると、本格的に玉入れが始まりました。
この時遊んだのが「カウント100ゲーム」。担任が100数える間に全部の玉を入れないと最初からやり直しという遊びです。はじめは遠い所からでも投げていたすみれさんたち。
「それ~っ、入れ~!」
しかしそれでは100以内にクリアすることができなかったので、至近距離から投げるようになりました。
「ボクにまかせて!」
すると、遂に100以内に全ての玉を入れることができました。この時のみんなの喜びようは凄かったです。みんなで目的を果たし心が1つになった瞬間でした。
未満児運動会では、ひよこVSあひるの勝負でしたから、いわば身内で敵同士でした(笑)。
しかし昨日の敵は今日の味方です。ゲームを通してチームワークを高めたすみれさんたちは強いですよ!
当日の相手はさくらさんです。すみれぐみだからといってなめてかかると痛い目に合うことになるでしょうね(笑)。
見どころは、カウント100ゲームで培ったスピード感と諦めない姿勢です。終了の合図が鳴るまで全力で投げ続けることでしょう。ブザービーター(終了と同時にシュートを決めるプレー)が見られるかも?しれませんよ!
お父さん・お母さんの声援がすみれさんたちの後押しになると思いますので、応援宜しくお願い致します!
林信彦