「忍者ごっこ」
2階のテラスにボルダリング(壁登り)コーナーがあります。前から「これはな~に?」と気にしていたすみれさんたち。最近はルールを守れるようになってきたので、ついに初チャレンジすることにしました。
テラスの床はソフトブロックなのですが、念のためにマットを敷きます。
はじめは勢いよく登ったお友だち。でも・・・「どうやって降りるの?」と困惑気味。
「忍者みたいにジャンプできるかな?」と声をかけると、
体を反転させ忍者ポーズ。
「今からとぶぞ!」
そしてマットに向かって忍者ジャンプ。
高い所から跳べたという達成感から、次はより高いジャンプを試みるお友だち。
「や~っ!」
中には、早く跳びたくて、マットに足を踏み入れる次の順番のお友だちもいました。
(これは、いつかぶつかるな・・・。)と思い、イスを準備することにしました。
「次はいよいよ私の番ね!」
そうすることでマットの上でぶつかることなく楽しむことができました。
イスで待つことにより、お友だちのやり方を見ることができ、高い所から跳べたお友だちには「すご~い!」と称賛の声も上がっていましたよ。
高い所から跳んでケガをするよりも、下にいるお友だちにぶつかりケガをするリスクの方が高いと思います。ケガにつながらないように環境を整えるのは保育士の仕事です。
「ボクは何でもできるんだ!」と唯我独尊の3歳児。
安全面に配慮した上で、いろんなことにチャレンジしていきたいと思います。
林信彦