白川保育園の実践ブログblog

「フルーツバスケット」 4歳児ひまわりぐみ

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「フルーツバスケット」

 

  先日、クラスに入った実習生の部分実習があり、みんなで「フルーツバスケット」を楽しみました。ゲームが大好きなひまわりさんたちは「やろう、やろう!」とノリノリ。実習生が果物の絵カードを配ると、「これは何?」と声が上りました。実はこれまでにやってきた「フルーツバスケット」は本来の遊び方ではなく、「靴下をはいてる人~?」など、友だちの様子を見ながらお題を考えるやり方で楽しんでいました。つまり生粋の「フルーツバスケット」をするのはこれが初めてでした。実習生がカードの意味を説明すると「なるほどね!」と納得するHくん。

 チームが5つあるので、「イチゴ」「バナナ」「リンゴ」「ブドウ」「ミカン」の絵カードをチームごとに配りゲームスタートです。

「ボクはブドウだよ♪」

 

 お題が果物になっただけでルールはこれまでと同じですから、自分のカードを確かめながら動くことができていました。一番盛り上がるのは「フルーツバスケット!」と叫んだ時です。全員動かなければいけません。得意なお友だちは空いた隣のイスにサッと座ります。本来は早くイスに座り鬼を免れるというのがこのゲームの醍醐味ですが、4歳児ではあえて鬼になりたがるお友だちもいます。おそらく自分の号令でみんなが動くのが面白いからだと思います。そんなお友だちが5~6人いるひまわりぐみ(笑)。イスが空いているにも関わらずウロウロしています。「どこ?どこが空いてるの?」と言いながら、全く座る気配がありません。「早く座ってよ!」と

 お友だちに急かされてようやく着席。こんな感じですから、鬼の顔ぶれが変わりません(笑)。

「今度は何にしようかな~?」

 

 「イス取りゲーム」をすると、負けるのがイヤで「ボクはやらない。」というお友だちもいます。でも「フルーツバスケット」には全員参加しています。勝ち抜きでないところが、子どもたちに受け入れられているのでしょうね。

 翌日、クラスで7月の誕生会をしたのですが、誕生者のこなつさんとこのはさんがリクエストしたのも「フルーツバスケット」でした。ただし、前日ほどは盛り上がりませんでした。その理由は・・・、「ひまわりだより」で紹介しますので、どうぞお楽しみに♪

 

林 信彦