白川保育園の実践ブログblog

「ドッチボール!」5歳児さくらぐみ

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最近さくらぐみでは、ドッチボールや缶けりが流行っています!

外へでると「ドッチボールする人〜」と仲間を集め、チーム分けがはじまります!グッとパーで分かれたり、「オレこっち〜」「私こっちがいい!」と好きな方のコートに行き分かれたりと、チーム分けの方法は様々(^^)

チーム分けが終わるとゲームスタート!

片手で上手にボールを持ち「おりゃー」と投げるお友達もいれば、片手が難しいお友達は、両手でボールを投げ、楽しんでいます♪ボールをよけるお友達も上手に体を反ったり、しゃがんだりしながら、ボールが当たらないように必死!!

「誰を狙おうかな〜」

 

初めはルールが曖昧で、当たっても自分のチームの方の外野に行ってしまうこともありましたが、くり返し行う中で、ルールも分かってきて、私がいなくても子ども達だけで楽しめるようになりました✨

 

ルールが分かり、楽しめるようになると、新たな問題が!それは、ボールを誰が投げるか問題。どうしてもボールを避けることに必死で、なかなかボールを取れないお友だちと、当たるの覚悟でボールを取りに行き、キャッチするお友だちがいて、毎回ボールを投げるお友達が同じなので「僕も投げたい」「私も投げてみたい」という声があがりました。

どうするのかな〜とみていると、「だって俺が取ったんだもん」「ずっと投げててずるい」と言っていましたが、「じゃ次投げていいよ!」とキャッチしたボールを、まだ投げていないお友達に渡し、順番に投げていく姿が。ですが、しばらくすると、「やっぱり取ったらすぐ投げたい!」「ボール渡しとる間に逃げられる」というお友だちも出てきて”ボールは取ったもん勝ち(取った人が投げる)”と”ボールは交代で投げる”という意見に分かれました。

はじめは、子ども達の中で、どっちかのルールに決めよう!と互いに思いを言いながら話し合う姿がありましたが、なかなか決まらずにいました。

するとAくんが「じゃさ、どっちもやってみればいいじゃん!」と提案✨「それいいね!」と、まずは取ったもん勝ちルールでやってみることに!ひと試合終わると、次は交代でボールをまわしていくルールで行いました!

どっちのやり方でも行い、それでもやっぱり、意見がわかれました。すると次は、こっちのチームは取ったもん勝ち・こっちのチームは交代でボールをまわすと、各チームでやり方を決めて行っていました(^^)

「おりゃー!」

 

子ども達なりに話し合い・考えながら「こうしてみよう」「こんなのはどう?」と意見を出しながら毎回遊びを進めています!

これからも時にぶつかり合いながら、みんなで遊ぶ楽しさを味わい、ルールのある遊びを楽しんでいきたいと思います♪

 

矢野晴香