白川保育園の実践ブログblog

「しらかわフェスティバル~リレー編」 4歳児ひまわりぐみ

カテゴリー:白川保育園の実践ブログ

「しらかわフェスティバル~リレー編」

 

  ひまわりぐみになってから、リングバトンを使ったかけっこを楽しんできました。遠くに置いてある三角コーンまで走り、リングバトンをかけて戻ってくるという、ゲーム性のあるかけっこです。この遊びを通して、リングバトンの握り方を覚えました。

「落とさないようにかけなきゃ!」

 

 リングバトンに慣れてくると、これを使ったリレーにもチャレンジしました。そこで「バトンをつなぐ」面白さを体験しました。リレーの楽しさを知ったひまわりさんたち。時にはバトンの代りにぬいぐるみを使ったり、ペアを作ってバーを運んだり、様々なやり方でリレーを楽しんできました。

「今から回るよ!」

 

 グラウンドを1周するスタンダードなリレーもやりましたが、おそらくさくらぐみで披露するのがそのタイプのリレーになると思います。ですので今回は「リングバトンかけリレー」にチャレンジすることにしました。

「負けないぞ!」

 

 「はやしチーム」は青い手袋、「ゆうたチーム」は赤い手袋をはめて、仲間を認識しやすいようにしました。平均台に座ることで、自分がスタートする番、走り終わって戻ってくる場所が分かりやすくなります。全員が走り終え、平均台で整列するまでが勝負です。ゴールしたのは先だったけれど、整列にまごついて負けたというケースも何度かありました。

 また、バトンをかけた走者は手ぶらで戻ってきますが、その際しっかりと次の走者とタッチをしなければ、もう一度タッチのやり直しです。そのぶんだけタイムをロスしてしまいます。遊びの中にもいくつかルールがあり、それを守りながら楽しめるのが年中児だと思います。

 

 かけっこの時は実に楽しそうなひまわりさんたち。

「走るのって楽しい~♪」

 

 おそらくゴールだけを目指して自分のペースで走ることができるからでしょう。

「やった~、いっちば~ん!」

 

 しかしリレーになると、みんなの表情が変わります。「仲間のために頑張らないと」と「つなぐ」気持ちが強くなるみたいです。

 かけっこと違う表情が見られるのもリレーの醍醐味の一つです。一人ひとりの表情が凛々しくて、昨年に比べるとグーンとお兄さん・お姉さんになった感じがします。

「急がなきゃ!」

 

 走る順番は毎回違います。自分たちで話し合いをして走順を決めているみたいですよ。

 お休みのお友だちがいたら「ボクが2回走るよ!」とはりきる姿も見られました。相手チームの並びを見て、直前にスタート走者を代えることも。

 本番当日、どういう作戦でのぞんでくるのか、とっても楽しみです。

 

林 信彦