「鬼面けん玉」
2月3日は節分ですが、このブログがアップされる頃には、きっと鬼を追い出して春を迎え入れていることでしょう。
毎年のことですが、今年も鬼のお面作りに取り組みました。「かぶってビックリさせるお面がいい?それとも遊べるお面がいい?」と問いかけると、ひまわりさんたちの答えは「遊べるお面!」ということでした。
羽子板がわりに、着色したうちわを使ったことがあるので、(羽子板なら遊べるかも?)とひらめき、それをアレンジして鬼のお面を作ってみることにしました。
まずは何色の鬼にするか決めました。
「私は青鬼にするわ♪」
次に黒色の毛糸を鬼の髪の毛に見立てて、うちわに貼り付けていきました。
「鬼の髪ってもじゃもじゃかな〜?」
毛糸を1本ずつ丁寧に貼り付けるお友だちもいれば、全部をまとめて一気にうちわに落とすお友だちもいました。
最後に鬼の目玉を描きました。
「グリグリ目玉にしよう!」
白い丸シールの中に瞳を描き入れたのですが、黒ではなくピンクでハートの瞳を描いた女の子もいましたよ。
鬼のツノはストローで作り、ひとまず鬼のお面の完成です。鬼のツノを見ながら、(このツノに輪っかを引っ掛けるとけん玉みたいになるのでは?)と突然アイデアの神様が降臨しました(笑)。そこでお面にパンチで穴を開けひもを通し、ひもの先端に輪っかを取り付けるとけん玉(輪投げ?)らしくなりました。
早速遊び始めるひまわりさんたち。でもなかなか輪っかがツノに引っ掛かりません。
「あとちょっとでできそう。」
試しに担任もやってみたのですが全くかかりませんでした(笑)。そんな中、「入った〜!」と大声で叫ぶKちゃん。すると次々に「できた!」「ボクも!」と声が上がりました。まわりのお友だちがクリアしていく中、思うようにできずあせるCちゃんとSくん。「うんていもホッピングも上手なCちゃんだから、絶対できるよ!」「Sくんボクより足が速いでしょ?ボクができたんだからSくんにもできるよ!」とまわりのお友だちに励まされ、ついにクリア。苦労しただけあってCちゃんとSくんの表情は達成感で満ち溢れていましたよ。
Mちゃんは「これってお面にもなるし、うちわにもなるし、けん玉にもなるし、面白いね!」と言っていました。・・・羽子板にもなりますよ!
ひまわりさんたちの希望通り、遊べるお面が出来ました。「ママたちもできるかなぁ?」とおうちの方にもやってもらう気まんまんです(笑)。お子様たちにカッコいい姿を見せてあげて下さいね♪
林 信彦