白川保育園の実践ブログblog

「ⅠくんとSさんのリクエストDAY」 4歳児ひまわりぐみ

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「IくんとSさんのリクエストDAY」

 

 前回、「ウミガメは好きですか?」の質問をお友だちに先に言われてしまったTくん。誕生者の自己紹介の後、前列の右端から質問をスタートするのですが、ちゃっかりそこに座っていました(笑)。誰よりも先に質問できるポジションなので、もちろんウミガメのことを訊いていましたよ。IくんもSさんも「大好き!」ということでした。

「ウミガメだ〜いすき!」

 

 Sさんのリクエスト遊びは「椅子取りゲーム」。どちらかというと女の子たちが得意としているゲームです。今回も女の子ばかり勝ち残っていました。

「あと少しでチャンピオンになれるわ!」

 

 途中で負けると、必ず1人は悔し涙を流すのですが、今回はグッとこらえる姿が見られました。勝負にこだわるより過程を楽しむお友だちが増えてきたのかもしれませんね。

 

 Iくんのリクエスト遊びは「ゾンビごっこ」。先日の「ルパンごっこ」.に続き、これまた新しい遊びでした。

「ゾンビごっこがやりたいです!」

 

 「ボールを当てられたらゾンビになるの。みんなが、ゾンビになったら終わり。」と明確に遊びの内容を説明するIくん。「誰がゾンビになったかわかるかな〜?」と問いかけると「ボールに当たったら、帽子をひっくり返して白にするの。」と答えました。そこまで考えていたIくんに驚くとともに成長を感じました。

「私が最初のゾンビよ♪」

 

「当たったよ!ゾンビになって!」

 

 普通のボール当て鬼は、当てる度に鬼が交代するのですが、今回はゾンビが増えていくのが特徴です。ゾンビたちはどこからかボールを持ってきて、残った「人間」を狙います。一斉に襲ってくるゾンビたちは迫力満点。足が速いSくんもRくんもゾンビの集団にはかないませんでした。

 

 これでひまわりぐみ27名のリクエストDAYが終わりました。クラスだよりとブログで全員分紹介することができ、ほっとしているところです。

 いよいよ年長児さくらぐみですね。リクエストDAYを通して「言葉による伝え合い」や「協同性」、「思考力」の育ちを感じましたので、さらにお友だちとの遊びが盛り上がることでしょう。残り1年の園生活が充実したものになるよう願っています。

 

林 信彦