白川保育園の実践ブログblog

「新聞紙遊び」 3歳児すみれぐみ

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「新聞紙遊び」

 

 先日、ひまわりさんが造形教室で新聞紙遊びをしたので、すみれぐみでも取り組んでみることにしました。

 まずは新聞紙にパンチ。破れたらさらにパンチをして細かくしていきます。

「小さくなってきたよ!」

 

 あっという間にお部屋は新聞紙の海。

「サメだぞ〜♪」

 

 ひとしきり海で泳いだ後、Sさんが「そうだ!」と言って赤ちゃん人形を持ってきました。何をするんだろう?と様子を見ていると、新聞紙をおむつがわりにあてがっていました。

「よしよし、おむつを替えてあげるから待っててね!」

 

  土や水・粘土などとともに、「紙」は生活の身近にあって、幼児期にふさわしい可塑性に富んだ変化する素材の1つです。3歳児は、初めから明確なイメージと見通しを持って目的的に紙を扱うわけではありません。折ったりちぎったりしながら、紙の大きさや形が変わっていくと、そこにいろいろなイメージを結びつけていきます。Sさんの発想はまさに3歳児ならではの「見立て」といえるでしょう。

 Tくんは細長い新聞紙を「麺」に見立てて、「焼きそばはいりませんか〜?」とお客さんを呼び込んでいましたよ(笑)。

 

 このように手・指を使った遊びは脳を活性化することにもつながります。3歳児時代は「ごっこ遊び」が花開くといわれています。空想の世界を楽しむ中で、大人が思いもよらないような見立て方をするので面白いですよ。また手指の動きの発達に伴い、「ちぎる」「破る」行為から、はさみを使って「切る」ことを楽しむようにもなります。

 「はさみ」は3歳児において特に重要なアイテムになります。それについては機会をみて紹介していくつもりです。

 今回は「作る」よりも「壊す」活動でしたので、子どもたちが大はしゃぎでした。雨天時のストレスが発散できたのか、どのお友だちも晴れやかな表情をしていましたよ。

 

 後日、絵本を破いて楽しんでいたお友だちがいたので、破いてはいけない大切な物があることも伝えました。善悪の線引きが難しい時もありますが、繰り返し伝えることで「大切に扱う気持ち」を育んでいきたいと考えています。

 

林 信彦