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「一本橋渡りチャレンジ」3歳児すみれぐみ

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「一本橋渡りチャレンジ」

 

  雲梯や登り棒遊びが大好きなすみれさんたち。「見てて!」と言いながら、自分ができることを担任やお友だちにアピールしています。「すごいね!」と言われるのが、さらなる意欲につながるみたいです。

 久しぶりにサーキット遊びを楽しもうと考え、平均台を用意しました。4本を直結するとかなりの長さになります。目の前に「橋」があると渡らずにはいられないすみれさんたち(笑)。どんな渡り方をするのか観察してみました。やはりまずはカニさん歩き(横向きに進む歩き方)をするお友だちばかりでした。安定感はありますが、進む速度が遅いので、すぐに後ろが詰まってしまいます。そこで「こういう歩き方はできる?」と担任が綱渡り歩き(交互に足を出す歩き方)を提案しました。

 早速チャレンジするお友だち。交互に足を出すので、平均台の上で短く片足立ちをするような形になります。ふらつくお友だちが多い中、「できたよ!」と叫ぶYくん。バランスを保ちながら、上手に歩けていました。「そうそう、そういう感じ。すごいね!」と伝えると、Mくん・Sくん・Tさん・Mさんが「これでいいの?」とあとに続いていました。

「できたよ!」

 

 繰り返し一本橋渡りを楽しんでいると、「私もやりたい!」とMさんがやって来て渡り始めました。ファーストチャレンジで滑らかに綱渡り歩きをする姿にお友だちもびっくり。それまで手こずっていたYくんが「そうか、わかったぞ!」「裸足でやればいいんだ!」と叫び靴を脱ぎ出しました。

 確かにMさんは裸足でした。Yくんが裸足でチャレンジしてみるとスムーズに渡ることができていました。

「裸足だと簡単だよ!」

 

 お友だちの姿をよく見ているからこそ、「気付く」ことができたんでしょうね。それからは全員裸足になっていましたよ♪

 

林 信彦