「いいもの、み〜つけた♫」5歳児 さくら組くまGr 首藤
ある日の給食後、片付けをしている担任のところに、YちゃんとMちゃんがやってきました♫
すると、Mちゃん。
「先生、ちょっとお外に行って来てもいい??」(まだ保育室内で遊んでいる時間です!)
何か外に忘れ物でもしたのかなぁ?と不思議に思いましたが、ニコニコ顔を見合わせて、どうやら訳ありのようです!
「いいよー!!ご用が終わったら、すぐ帰って来てね〜!」
とだけ言い、室内からこっそり見守ることにしました。
すると、顔を見合わせながら、ニヤニヤ(笑)靴を履き、芝生の園庭手前に座り込んで、何か拾っているようです。
しばらくすると、満面の笑みでお部屋に帰ってくるなり、担任のところへやってきて・・・。
「先生、見て〜!!良いたきぎが、見つかったぁ〜!」
「これをおじいさんが、街に売りに行けばいいね〜!!」
と、MちゃんとYちゃん♫
なるほど〜!!どうやら、2月に予定しているお楽しみ会に向けて、現在「つるのおんがえし」の劇あそびに取り組んでいるのですが、お話の中でおじいさんが、街へ出て売りに行く、「たきぎ」となる木の枝をテラスから見かけ、拾って来てくれたのです!!
なんて、可愛らしいこと!!
「ありがとう〜!!ナイスアイデアだね♫もしかして、これを拾いに行ってくれてたの??」
と知らないフリをして聞くと、
「うん♫」
と二人で得意気に返事をし、その後は、木の枝についていた、泥を水できれいに洗い流し、おひさまのあたるところに干してくれていました(笑)
なんとも可愛らしい、お友だちの行動に心が温かくなったと共に、子どもらしいたくさんのアイデアを、実際の劇あそびにどんどん取り入れながら、
「つるのおんがえし〜くまグループバージョン」を作りあげていこうと、思いました!