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「氷おにごっこ」4歳児ひまわり組ぞうgr

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「氷おにごっこ」4歳児ひまわり組ぞうgr 藤本
 これまで、遊びの中で子ども同士の関わりを何度かお伝えしてきました!

今回も、子どもたちの力でアイデアを出し合いながら遊んでいる場面を紹介したいと思います!

ぞうグループではルールのある遊びの中で「氷おに」が大人気です!鬼が一人でみんなをタッチするのではなく、鬼と逃げる役が同じぐらいの数いることで、一人で追いかけなくてもいいという安心感もあるようで、鬼ごっこが苦手な子も楽しんでいます!

この日も氷おにごっこをして遊びました!鬼は「氷の女王、王様」逃げる人は「炎」役になり、氷鬼ごっこをしたいけど、走るのが苦手だなという子は「お助けマン」になりスタートしました!お助けマンは、タッチされて氷になっている子を見つけて、タッチして氷を溶かす役です!
この「お助けマン」がいることで、タッチされることが嫌で今まで鬼ごっこに参加しなかった子も、「助けにきてくれる」という期待があるので楽しんで参加しています!

「次は○○くんをタッチしよう!」
「いいねぇ!そうしようそうしよう!」
と氷の王様、女王たちは作戦を立てて追いかけていましたが、あまりにも勢いあまって、お助けマン役のAくんを5.6人の子たちが追いかけて一斉にタッチしてしまったのです!
Aくん落ち込んで泣いてしまうかな?と思い様子を見ていると、
Aくん「僕はね、助ける役だから、お友達にタッチしたらそのまま走っていくからね!(走るジェスチャーをしながら)タッチできないからね!」
と身ぶり手振りをつけながら、周りにいた子たちに説明しているのです!

Aくんの優しい口調と分かりやすい説明で
鬼役「うんうん!」「あー!そうだった!わかった!」
と返事をしたり、深くうなずいて納得している鬼役の子どもたちでした。

 

子どもたち同士で話し、考えを伝え、受け入れたり、共感し合っている姿にちょっぴりお兄さんお姉さんになっているのだなと感じました。
そんな、遊びの中での経験がそれぞれの成長に繋がっているのだなと思いました!
これからも、色々なルール遊びをみんなで楽しみたいと思います♪