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「何の物語にする?」4歳児ひまわり組ぞうgr 藤本

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「何の物語にする?」4歳児ひまわり組ぞうgr 藤本

劇あそびを通して、○友だちと同じ目的を持ち協力しながら取り組む○イメージの世界に入り自分なりに表現する楽しさを味わうというねらいを立てて取り組むことにしました。
そこで、まずは題材選びからです!「何の物語をしたいか?」をチームごとに話し合いをしました。各チーム前に出てきて、何をしたいかを発表していきました。どんな意見がでるか担任もワクワクです!5チーム中4チームは「かさじぞう」をやりたいということでした。かさじぞうの絵本を何度も読んだこともあり「お地蔵さんこの前みたよ!」「帰るときにみた!」と、お地蔵様の話で盛り上がっていたので1番印象に残っていたようです。
あっさり決まるのかな?と思っていると、最後の一つのチームから「しらゆきひめか、シンデレラとかお姫様が出てくるのがいい!」と今まで読んだことのなかった物語があがったのです!笑
特に男の子たちは「え?おひめさま?」と少し戸惑いの表情をしています笑

するとAくん「えーでもかさじぞうの方がいいじゃん!」、「お地蔵さんやりたいもん!」とBくん。かさじぞうにするかお姫様にするかで意見は分かれどうしようかと子どもたちも悩んでいる様子です。なぜ白雪姫やシンデレラがやりたいのかを聞いてみると、「お姫様をやりたい!」というAちゃんBちゃん。しらゆきひめとシンデレラがやりたいというよりは、「お姫様」役として、劇遊びをしたいというのです。
2人の理由を知ったDちゃん「じゃあかさじぞうとお姫様をまぜたら?」とみんなの意見を全て取り入れられそうなナイスアイデアが出たのです☆
このアイデアにAちゃん、Bちゃんも納得し、全員一致で「かさじぞう」をすることになりました♪

お友だちの意見を聞き、どうしたらお互いの想いを実現できるかを考え、みんなが納得して決めることができ、また一つ成長したなと感じました。
そして、題材が決まると「雪はどうやってつくる?」「わらの家もいるよね!」と劇に出す大道具小道具のアイデアが次々に思い浮かんでくるほど、積極的な子どもたちでした☆子どもたちの純粋な発想は面白いですね!毎日いろんな絵本を見て、物語の世界を楽しんでいるのでイメージが膨らみ、たくさんのアイデアが出てくるんだなと改めて絵本の素晴らしさも感じました♪
次回は、話し合いをしたらどんな大道具、小道具のアイデアが出てきたかをご紹介できたらと思います!お楽しみに♪