白川幼稚園の実践ブログblog

「名人シール☆」 4歳児 ひまわり組らいおんGr 

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「名人シール☆」
4歳児 ひまわり組らいおんGr 秋田

ある日の朝のことです。
ひまわり組になってから、毎日のように続けて取り組んでいる縄跳び!
この日も、「縄跳びするでしょ?」「カゴ持ってくる!」と、自分たちで縄跳びのカゴを運び、それぞれの縄跳びを取り、準備をしていたのですが…、何人かのお友だちが縄跳びを取ったところで、「何これ!!」と、驚いた表情のSちゃん。
「なに?なに?」「どうした?」と、周りのお友だちは、一斉にSちゃんに注目!そんなSちゃんの手には一通の手紙がしっかりと握られていました。(※楽しんで活動に取り組んでほしいと思い、担任が仕掛けた物です♫)
手紙を見た瞬間、「あ!もんもんびゃっこだ!」「絶対もんもびゃっこ!」と、これまで何度も絵本を読んだり、手紙のやりとりをしてきたこともあり、すぐに、もんもんびゃっこからの手紙だと気付き、担任そっちのけで(笑)、子どもたちだけで集まって、手紙を読み始めます!
最初に手紙を見つけたSちゃんが、手紙を開いて読もうとしたのですが、途中で読めない所がでてきて、止まってしまいました。(さて、どうする!)と思いながら見ていると、どこからともなく、「Kちゃん、ひらがな全部読めるよね?」「Kちゃん読んでくれない?」と、Kちゃんへバトンタッチです!
早速、Kちゃんが読み始めたのですが、今度は、「ねぇ、見えない!」「〇〇くん座ってー!」「全然見えないじゃん!」「じゃあ、見える所に行けば良いじゃん!」と、言い合いが始まってしまいました。
(さすがに、何か言いに来るかな?)と、静かに見守っていると、「ねぇ、いつもの座り方でみんな座ろう!」と、Rちゃんが大きな声で呼び掛けます。
そんなRちゃんに続けて、「みんなは、座って!Kちゃんに立って読んでもらえば良いじゃん!」とTくんが言いました。
2人の言葉を聞いたお友だちは、あっという間にKちゃんの周りに座り、Kちゃんも、もう一度手紙を読み始めます。
手紙の内容は、「毎日縄跳びを頑張っているらいおんGrのお友だちに、縄跳び名人シールのプレゼントをあげる!」とのこと。
手紙を読み終え、一緒に入っていたシールも見つけて、「ぇえ〜♡」「やったね〜♫」と、大盛り上がりの子どもたち♡
「全て柄の違う名人シールをどうやって選ぶのか」という話になり、「チームで決めよう!」と、Hちゃんのナイスアイディアで、同じチームのお友だちと「私は、ケーキのシールが良いんだけど、みんなは?」など、それぞれに相談しながら、名人シールの柄を選び、縄跳びの持ち手に貼りました♫

もともと縄跳びは、大好きで、毎日楽しんで取り組んでいたのですが、縄跳び名人シール☆を貼ってから、さらに意欲が高まり、朝や昼の自由遊びの時間にも縄跳びを楽しんだり、縄跳びではなく別の活動をしようと、外に出た時も、何故か誰かが必ず縄跳びのカゴを持って来るぐらい、「好きな活動」の1つから、「生活の一部」になりつつあります(笑)
今回の運動会でも、そんな縄跳びに取り組む姿を見て頂きたいと思っていますが、決して運動会が結果ではないと考えています。運動会は、通過点の1つとして、これからも、子どもたちひとりひとりの目標に向かって、年間を通して、楽しみながら、縄跳びに取り組みたいと思っています♡