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「自分の保育を振り返るいい機会」

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「自分の保育を振り返るいい機会」  

幼稚園には毎年県内外からの大学から、幼稚園の先生を目指している学生さんが実習にきます。

子ども達と正面から向き合い、子ども達と無心に走り回り、おんぶや抱っこの要求を受け入れくれます。

その中でも、子ども同士が喧嘩したり、給食を食べたくないと言ってきたり、困った時の対応を実習記録に書き入れ、担任に提出します。

担任は、いつもどのように対応しているか「指導、助言」として書き込みます。保育以外の仕事で大変ではあります。

 でもプラス思考で考えると、自分の保育を振り返るいい機会にもなります。

 

そこで、職員がどんなふうに対応しているのかを、少し紹介したいと思います。

【「どうした?」のと聞いても泣いて何も答えてくれない時】

 トラブルが起きたときは、子どもの気持ちを聞いたり、共感することを大切にかかわっています。

泣いて話せそうもない時は、クールダウンして落ち着いてから話を聞いたり、違う話をして気持ちを切り替えることをしたりします。

一つの方法が誰にでもあてはまるわけではないので、大変ですがいろいろなやり方でかかわるとその子に会った答えが見つかると思います。

【絵本の読み聞かせをしているときに、場所の取り合いになってしまった時】

 どうして座ってみた方がいいのか理由を話したり、座る場所が決まっていないことで、どこに座ったらいいのかわからないことでお話を聞けない子どももいるので、座る場所にシールなどで印を貼ってわかりやすくしたりもします。

 

【給食を食べたくないと言ってきた子どもへの対応について】

 給食は、楽しく食べるということが大切なことだと考えています。子どもが食べれる量を考えて減らしたり、まずは食べれるものから楽しく食べるようにしています。

また、食べれないことを言えない子どももいるので、その子には時間を見ながら大人から声掛けをしています。等等

 実習生を迎えると初心の大切さも改めて感じます。

 

 

 

そして、夢をもってこの仕事を選んだ学生さんを応援したと思います。

  白川幼稚園 たかやまちえみ