白川幼稚園の実践ブログblog

「廃材だって宝物♡」4歳児 ひまわり組 らいおんGr 秋田

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「空き箱だって宝物♡」
4歳児 ひまわり組らいおんGr 秋田

ある雨の日のことです。
「雨降ってるね〜。」「今日は、お外に行けないね!」と、外を見ながら、ちょっぴり残念そうな子どもたち。
レゴブロックや粘土、お絵かきなど、それぞれ自分の好きなコーナー遊びを楽しんでいたのですが、そこへ、プリンカップやダンボール、お菓子の空き箱、アルミカップ、卵パック、端切れ布などの廃材コーナーを作ってみました♫
敢えて、特に声は掛けず、自然に廃材コーナーを設置して、子どもたちの様子を見てみると…、「ねぇ、これ何?」「なんか作っていい?」と、すぐに気付いて、興味津々のAくん!
「もちろん!何作るの〜?」と聞くと、「えっとね〜、おもちのなる木!」と、でっかい段ボールを持って行くAくん!すぐに、クレヨンを持って来て、段ボールにおもちのなる木の形を書き始めました!(おもちのなる木とは、めっきらもっきらどーんどんに出てくる木の事です。)
そんなA君を見た周りのお友だちも次々にやってきて、「僕も何か作りたーい!」「私は、水晶玉作る!」と、自分で好きな廃材を選んで、物作りが始まりました♫
黙々と段ボールに絵を書いて、ハサミで丸く切って、沢山の水晶玉を作るお友だちや、端切れ布に模様を書いて「ももんがごっこ」の風呂敷を作るお友だち、「僕もおもちのなる木作りたい!」と、お友だちと一緒に段ボールを繋げて大きなおもちのなる木を作るお友だちなど、A君の一言から、自然と周りのお友だちも、「めっきらもっきらどーんどん」に出てくる物を作り始めました♫
絵本に出てくる「ビールの王冠」を作りたい!とアルミカップを選んだHちゃん。クレヨンで模様をつけたいようで、アルミカップに書いてみるのですが、なかなか上手く書けません。「なんか、あんまりつかない!」と悩むHちゃん。どうするんだろう。と思いながら見ていると、急に立ち上がり段ボールを持ってきました。そして、段ボールに絵を書いて、「ハサミ、ハサミ〜♫」と、今度はハサミを持ってくると、段ボールを丸く切り始めました。
さらに、のりを持ってきて、丸く切った段ボールをアルミカップの裏に貼り付けたのです!!
「見て〜!出来た〜!♡」と嬉しそうなHちゃんに、「すごーい♡」「よく考えたね!!」と驚く周りのお友だちと担任でした♡
捨ててしまえばゴミとなってしまう廃材も、使い方次第で素敵な物が沢山できる、遊び道具の1つです♫
子どもたちが、廃材を使って、色々な物を作っているのを見守る中、沢山の廃材の中から、毛糸を見つけた担任!!
その時、ふと子どもの頃に毛糸を使って「指編み」をしていたことを思い出し、どうしても「指編み」がしたくてたまらなくなってきました(笑)
さて、この私が子どもの頃にやっていた「指編み」については、次回のブログでお伝えしたいと思います♡