白川幼稚園の実践ブログblog

「巨大な○○を発見!!」 5歳児 さくら組きりんgr 藤本

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「巨大な○○を発見!!」5歳児さくら組きりんgr 藤本

先日の夕方子どもたちと遊んでいると、「○○がいる!」とI先生。先生のいるところを見ると遠くからでは、黒い物体が見えます。子どもたちと、なんだなんだ!「くも!?」「タランチュラなの!?」笑と言いながら、近づいてみると、、、そこにはなんと!大きな「カニ」がいたんです!!!
手のひらに乗りそうな小さなカニが園庭に来たことはありましたが、手のひらよりも大きなカニが芝生の園庭のジャングルジムの前にいたのです!
子どもたちは、目の前にいる巨大カニにびっくりして、最初は言葉を失っていました笑
こんなにも巨大なカニを見たのは初めてだったわたしは、子どもよりも大声で「うわぁ!かにだ!でっか!!!」と叫んでいました笑

じっと動かないカニをツンツンとお友だちが枝でつつくと、カニは両手のはさみを挙げてガシガシと歩き草むらに隠れて、じっとしています。
その間に、kくんは他のお友だちや先生を呼びにいったり、カニ発見の情報をいろんな先生に報告に行き、再びカニを観察していると、
「捕まえたい!」との声が挙がったのです!
「むしあみあるかな!?」「むしあみもってないよ!」と方法を考えていると、O先生がとっておきの物を持ってきてくれ、ちりとりと枝を駆使してカニの捕獲に成功しました☆
子どもたちはピースをして「カニッカニッ〜♪」と歩くほど、テンションが上がっています♡

大きなたらいを見つけてくると、「水を入れないと!」と言ってカニが浸かるくらいの水を入れる子どもたちです。
すると、カニが両手をあげて泡を吹き始めたのです!
それを見て、「苦しいのかな?」とカニが苦しんでいるのではないかと考え
「じゃあ石をいれたら!?」とyくん。「川みたいにしたらいいのかな!」とみんなで石探しです!

小さなカニを飼っていたAちゃん「カニは米つぶを食べるよ〜!」と教えてくれると、「ミミズも食べるよ!」とMちゃん。ミミズなら幼稚園で見つけられると知っている子どもたちは早速スコップを片手に、花壇があるところや、畑の近く、土が柔らかそうなところを掘ってミミズ探しをしますが、猛暑のせいか、簡単には見つかりません。
でも、カニのためにご飯を見つけようと必死に探す子どもたちに感心していると
「あ!いた!!」と土の中から細いミミズを発見したのです!

カニに早く食べてもらおうと急いでカニの元へ走っていき、カニの目の前にミミズを置きますが、全く動かないカニです。
みんなは、早く食べているところがみたいと目を見開いて、様子を伺っています。
みんなの圧にびっくりしているのか、数分経っても動かず、戸外も薄暗くなってきたので、その日は観察を終わりにしました。

そして、次の日。お友だちとカニの様子を見にいくと、ミミズと一緒に巨大カニも居なくなっていました(泣)
15センチ以上あった壁も、巨大カニにとっては小さな段差程度だったのでしょうか。川から園まで歩いてきただけあるなと生き物のたくましさにも驚ろかされました!
巨大カニの観察を続けることはできませんでしたが、子どもたちのキラキラした表情や、カニのためにどうしたらいいかを考えている子どもたちを見ることができて嬉しかったです♪
次はどんな生き物に出会えるのかも楽しみです(笑)