柿の木 No.2
3歳児 すみれ組 うさぎGr 緒方 理沙
台風14号の影響で子ども達が観察していた柿の木が、祈りもむなしくひとつを残して全て落ちてしまいました。(数日後には落ちてしまいました…。)
保育者 「残念な報告があります…」
子ども達「 え~、なになに~‼」
保育者 「柿の実が台風でたくさん落ちてしまいました…。」
朝から落ちていた柿を保育者が拾って集めていたのを、子ども達に見せると…。
子ども達「え~、どれどれ~」
子ども達「ほんとだ~…。」と残念そうな声…。
保育者 「収穫を楽しみにしていたけど、食べられなくなっちゃいました…。」
そこで、子ども達と落ちた柿をどうするか考え、絵に描いて残すことにしました。子ども達の可愛い瞳で柿を見ながら、クレヨンの色を選んで大きな丸や小さい丸、オレンジ色や黄色、緑色、紫色など様々な色を使って固定概念にとらわれず、一枚の画用紙に『子ども達が感じたまま楽しく表現する』ことをねらいとし、その姿を保育者は微笑ましく見守りました。同時に、園庭に落ちていた木の実と木の枝を縦や横に並べたり、ブドウのように集めてボンドで付けました。作品は一つひとつ違って、個性豊かな作品が出来上がりました。これからも、子ども達の感性を大切にした保育を行っていきたいと思います。