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「丸めて伸ばしてな〜にができた?」 2歳児 ちゅうりっぷ組 長野

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「丸めて伸ばしてな〜にができた?」 2歳児 ちゅうりっぷ組 長野

どんぐりや栗も落ち始め、より秋を感じている今日この頃。秋のおとづれとともに、朝夕の寒暖差で体調を崩しやすい季節になりましたが、元気に登園し「せんせぇー!!」と大きな声で担任を呼ぶ子どもたちから、毎日元気を貰っています。☺️💕気温や子どもたちの体調に留意しつつ、10月も毎日楽しく活動をしていきたいと思っています!

今回は、先日行った粘土遊びの様子をお届けします!
お絵描きや製作遊びでお道具箱の中身を使う度に「(お道具箱)ママが買ってくれた!!!!」と嬉しそうに話すお友だち。ちゅうりっぷ組で粘土遊びをするのは、この日が初めてでした。
粘土ケースを開け、まだ袋の中に入っている粘土を見て目を輝かせるお友だち。👀✨
保育者に袋を開けてもらうと、そこには固くて重たい四角の大きな物体が…!? ◻️
“粘土”自体の存在は知っていた子も多かったようですが、新品で開けて間もない四角のままの粘土に触れて唖然としていました…😧??
少し見つめた後、お友だちが動き始めました!「粘土が固くて変形させることが出来ない」と考えたのでしょう、粘土板にゴンッ!!っと角を打ち付けてみます!💥角が少しだけ凹みました。😅
また別のお友だち、「端っこならちぎれるんじゃないか」と考えたのでしょう、指でしっかりと粘土の端を握ってちぎってみました!米粒サイズの粘土が2〜3個取れました。😅


「思ってた粘土と違う!!😫」と嫌な思いはして欲しくないので、ここで保育者が援助をします。
保育者から、粘土の3分の1のサイズにちぎったものを受け取ると、たちまち粘土遊び再開です。☺️✨
まず最初に、適当な大きさにちぎることに挑戦!3分の1になった粘土を両手で捻ったり、ヘラを使って切ろうとしてみたりと、お友だちなりの工夫や考えが光っていました。✨️


次に、手や粘土板を使って丸める動きに挑戦!両手を使って小さい粘土を沢山丸めていたお友だちに、お手本を見せて貰いました。お友だちの手元をじっと見つめて、自分の手元をもう一度見直して取り組む姿も👀💕お米ほどの小さなものから、お団子程の大きなものまで、それぞれ好きな大きさに丸めることが出来ました!✨️


最後は、自由に見立て遊びに挑戦!少し潰した丸を2つ重ねて「ハンバーガー!🍔」と嬉しそうに呟いたり、粘土をぎゅっぎゅっと両手で握って「おにぎり!🍙」と担任に見せてくれました。☺️💕最初に保育者からちぎって貰った大きな長方形の粘土を重ねて「ハンバーガーだよ!🍔」と教える姿も。👀✨とっても大きなハンバーガーにビックリした担任、思わず「大きいね!でも1人で食べられるかな…??」と呟くと、お友だちは、少し考えてから「一緒に食べよ〜!」と担任を誘ってくれました。☺️
また、担任がソフトクリームを作ってお友だちに渡すと、ペロッと舐める真似をする姿もありました。💕まだまだ粘土を使った見た手遊びに慣れていないお友だちも、他のお友だちや保育者の作るものを使って楽しんでいたようです。😋✨️

粘土遊びは、粘土の感触を味わうだけでなく、握力や手首の力を使うことで手指の力をつけるというねらいがあります。今回は、どうすれば違う形にして遊ぶことができるのか、子どもたち自身が考えて、試してみる姿もありました。今後も、室内遊びの中に粘土遊びを取り入れ、子どもたちの想像力や手指の力を育てていきたいと思います!
また、今回の活動で1番多かった言葉は「持って帰る!!」と「ママに見せる!!」でした。家に粘土を持ち帰ることは出来ませんが、子どもたちの想いのこもった素敵な作品たちを、保護者の皆様にお見せできたらいいな、と考えています。☺️✨️今まで、”小さな冒険家”や”小さなシェフ”になってきたちゅうりっぷ組のお友だちが、”小さな芸術家”になる日は近いですね…!楽しみです。👀✨️