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落ち葉のリースをつくろう! 2歳児 ちゅうりっぷ組 長野

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落ち葉のリースをつくろう! 2歳児 ちゅうりっぷ組 長野

秋も深まり、ちゅうりっぷ組のお部屋横の木漏れ日テラスには沢山の落ち葉が!🍂
テラスで遊ぶ度に落ち葉を拾い、時には落ち葉と一緒にお昼寝をすることもあるちゅうりっぷ組のお友だち。
そんな秋の自然大好きなお友だちですが、今回は落ち葉のリースづくりの様子をお届けしたいと思います!

〜素材づくり〜
まずは、製作で使用する落ち葉をお友だちに作ってもらいました。
今回使用した技法は『はじき絵』です!『はじき絵』とは、クレヨンで絵を描き、その上から水彩絵の具を塗ると、クレヨンが水をはじくためクレヨンで描いた部分が浮き出るという技法です。
製作を始める前に、担任が戸外にある落ち葉の色を尋ねると、「くろ!」「ちゃいろ!」「あか!」と木漏れ日テラスから見える紅葉した木の葉っぱや落ち葉の色を答えるお友だち。
一緒に落ち葉の色に合わせてクレヨンを選ぶと、茶色や緑、赤の他に、紫やピンクなどの鮮やかな色も選んでおり、お友だちのセンスが光っていました。✨
クレヨンを選んだら、皆で大きな画用紙に絵を描きます。ダイナミックにクレヨンを動かしつつも、上手にお友だちとスペースを共有して描き進めていく姿に、ちゅうりっぷ組の絆を感じた担任です。☺️中には、沢山円を描いて「アンパンマンと先生描いたよ!」と教えてくれるお友だちも…!💕3歳頃からは、なぐり描き→命名期(これは〇〇、と描いたものに名称がある)へと、絵の描き方にも変化が見られていくと言われているので、今後のお友だちの表現方法の変化も楽しみです。☺️✨


さて、クレヨンで絵を描いた後は上から絵の具を塗っていきます!今回は、スポンジや手やスタンプ台を使って塗りました。「ペッタンペッタン♪」と声を出しながらスポンジで絵の具を塗り広げると…しっかりクレヨンが水をはじき、クレヨンで塗った部分が浮き出てきました!✨✨その様子を見ていたお友だちは、「え??どうして絵の具がつかないの????」と不思議そうな顔をしていました。😂
入園当初は手が汚れることが苦手だったお友だちも、今回は手を赤や緑に染めながら手形を「ぺったん!!」と沢山押していました。絵の具を塗り終え、1日乾かしたら……ちゅうりっぷ組オリジナルの葉っぱの素材が完成です!

〜リースづくり〜
ある日、体育館でお集まりをしたちゅうりっぷ組のお友だち。活動終了間際、担任から「宝探しをして欲しい」と頼まれました。施錠前で薄暗い体育館の中を勇気をだして探してみると…小さな箱を発見!!お部屋に帰って見てみると、中には前回の製作で作った素材が、様々な形の葉っぱに変身して入っていました。🍂✨

ガサガサと葉っぱを選んだら、リースの土台に貼り付けます。葉っぱの張り付け方もそれぞれ違います。葉っぱの中心を土台に合わせて貼る姿もあれば、茎の部分を土台に貼り付けて、まるで土台から葉っぱが生えたようにする姿もありました。
一つひとつにお友だちのセンスが詰め込まれた、とっても素敵なリースができあがりました。✨

〜おまけ〜
リースができあがると、お友だちがなにやらリースから顔を出して「うさぎさん!!」「ライオン!!ガオー!!」とうさぎやライオンになりきっていました。🦁💕

今回はお友だちと一緒に画用紙で落ち葉を作り、リースを作りましたが、今度は本物の落ち葉も使いながら、ライオンやうさぎなどに見立てたお面づくりにも挑戦してみたいと考えた担任です。☺️