白川の里の実践ブログblog

白川の里とミカンと私たち

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 先日、三年前に退職した職員が、久々に顔を見せに…というか、約束のミカンを販売しに来てくれました。その彼は、介護福祉士として、とても優しく優秀で、将来の幹部候補として期待されていましたが、本当に皆から惜しまれながら、家業の“ミカン農園”の後継者として退職していきました。

 昨年、ミカンを持って遊びに来てくれた際、それはそれは甘くておいしいミカンに驚いて、「来年は絶対に買うから売りに来てね!」と約束しました。

今年は、施設職員の殆どがミカンを注文し、口々に「これは美味しい!」と絶賛、続々と追加注文の希望まで出ています。このミカンを味わう事ができたのは、もちろん嬉しかったのですが、それよりも、退職してもなお、元気な姿を見せに遊びに来てくれる彼の気持ちがとても嬉しく、新たな道でたくましく頑張っている彼を見て、私達も頑張らないと!と思と共に、もしも退職しても、「遊びに行きたい!みんなに会いに行こう!」と思えるような職場環境って、とても素敵だな…と感じました。
これからも、そんな環境をみんなで一緒に創り続けていきたいなと思います。

施設福祉課  村田 亜由美