私は以前、回復期リハビリテーション病院で働いていたのですが、月日が経つのは早いもので白川の里に入職して4ヶ月が経ちます。
現在、通所介護事業所でリハビリを担当しているのですが、本日は病院でのリハビリとの違いを書いてみたいと思います。
一番の違いは、リハビリの内容だと思います。
病院などの医療分野は、装具療法や運動療法、福祉用具を用いた生活機能訓練を中心にADLを向上させることですが、通所介護では利用者様の体を癒すリラクセーションを中心として、身体機能やADLを維持する機能訓練が中心となっています。
通所などのサービスは維持期にあたるので、身体機能を維持する目的が主流ですが、最近では発症3ヶ月以降の維持期でも、身体はリハビリを継続すれば緩やかな回復傾向に向かうとの研究報告もあります。
ですので、私もこれから積極的な機能訓練を実施し、利用者様の身体状況の経過を確認していきたいと思います。
通所介護事業所 機能訓練指導員 伊久 友博