白川の里の実践ブログblog

入浴介助

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 寒い日が続き、お風呂の温かさが心地よい季節になってきました。

私は、お風呂に入りながら時々熊本地震のことを思い出します。

自宅では生活できず、親戚宅へ避難しましたが、そこでも断水状態でお風呂に入れませんでした。

数日経ち、山鹿温泉が営業中と知り、子供を連れて車を走らせました。

4~5日ぶりに入浴し、とてもスッキリとし心身共にリフレッシュしたあの瞬間は今でも忘れられません。

それまでは何気なく、当たり前のように入浴していましたが、身体を清潔にする事の大切さ、精神的なリラックス効果の大きさを感じました。

施設で入浴介助をしていく中で、言葉で表現することが難しくなっている方が、湯船の中でとても気持ちよさそうな表情をされたり、拘縮が強い方の手足が緩まったりと、改めて入浴のリラックス効果を感じています。

今後も全身の皮膚観察等を行い、安心安全に介助し、ご入居者にリラックスして頂けるよう、信頼関係を築き、ケアに努めていきたいと思います。

 

西館2丁目 介護職 江藤