数か月前の事になりますが、あるご利用者の家族様より
「『こんな夜更けにバナナかよ』という映画は観た?」
「介護される側の人の気持ちがわかる映画だったから是非見てみて。」
と言われました。難病の筋ジストロフィーという病を患った、
一人の男性の実話を基に、1年前に映画化された作品です。
ずっと観たいと気になっていましたが、なかなか観る機会がなくやっと
先日DVDで観る事ができました。
24時間介護が必要な状態での在宅生活を、ボランティアの方々の支えだけで生活し
「自立」して強く生きる姿に感銘を受けました。
介護を受ける方の想いや、お互いがお互いを支え合って生きていること。
生きる事をあきらめない事。人との関わりをあきらめない事。
「人は一方的に与える事はない。」という登場人物の言葉が深く印象に残り、ケアをさせて頂いている自分も沢山のものをご利用者から頂いている事を再確認できました。
今年は更に最高のチームケアで、お一人おひとりの命(今)に寄り添って参ります。
訪問介護 上妻 亜紀