毎日のように、未知の新型コロナウイルスのニュースが流れる中、感染の不安な状況から、
厚労省の通達で私たちの施設でもご面会をお断りせざるを得ない状況となりました。
私たちも感染の防止のため、幹部職員が率先してみんなで徹底した手洗いや1時間おきの
徹底した消毒などの、感染を持ち込まない、自分が媒介者にならないように、入居者や利用者の安心、安全を守ろうと必死に頑張っています。
そんな中、先日27日の夕方、安倍首相が緊急会見で、「3月2日から全国の小中高校は休校してください。」と感染防止の協力を国民に要請いたしました。
急なことで、教職員、保護者も働く親にとっては、これからの子供達だけの昼間の生活、親の不在中の預け先などに、不安や戸惑いを持たれて悩まれていると思います。
そんな悩ましい問題を抱えている時期に、管理職員のみなさんから「希望する職員の子供を白川の里保育園内に臨時で学童保育スペースを提供しましょう!」と即座に行動してくださいました。小学生の子供を持つ親はとても有難かったと思います。
こんな未知のウイルス感染で身近な恐怖も近づいているためか、世間ではマスクを買い占めたり、トイレットペーパーもなくなっており、本当に必要とされる方に届きません。
まるで、自分だけ良ければ、助かれば良いと考える人、それこそ(利己主義)利他の反対だと思えます。
今回の学童保育の件でさらに、白川の里は職員一人ひとりが安心して働ける職場環境なんだと痛感しました。
私自身もまわりの人のことを考え、心の思いや苦しみを受け止め、支援を必要としている人に寄り添うことができるようになりたいと思います。
居宅介護支援事業所 春間久美