娘とのある日曜日の出来事です。
娘は中学生となり、私と一緒に何かをするのを喜ぶ年齢ではなくなりました。
休校生活が続くなか、ほぼ一日中タブレットを見続ける日々を過ごしています。
そこで、少々埃のかぶったビーズが入った箱を引っ張り出し、無理やり指輪づくりに付きあわせました(笑)。
作り始めて気づいたことが・・・なんとビーズの穴にテグスが入らないのです!
「やばい!!」私から誘ったのに、娘に「見えない」とはとても言えず、
下敷きの代わりに色の濃いタオルを敷いてみるも、やはり見えにくい・・・
そうです、薄々は気付いていたのですが、私も立派な「老眼」になっていました。
「ちょっと待って」と眼鏡を持ち出し、なんとか取り掛かれましたが、
そんな私のことを薄々感づき、ぼそりと一言。
「鹿児島のばあちゃまと一緒だね」と薄ら笑みを浮かべる娘・・・
少し教えると(私より先に)サクサクと作り終わり、またタブレットの世界へと戻っていきました。本当は、「お母さんは何でもできるのよ<(`^´)>」と思わせたかったのに、そんな母の思惑は見事に打ち砕かれました。
横目で「ふーん お母さんまだ終わってないの?」と言いたげな表情。
私の心の中で、「くそー!」と思いつつ、若いって飲み込みも早いな~と感心しました!(^^)!
そんな矢先に娘の追い討ち・・・「お母さん、作るの遅いね・・」
ムッとしたので、感心したのは撤回です(笑)
そんな何気ない日曜日の出来事でしたが、日々仕事に追われるなかで娘の成長を感じることができた時間でした。
通所介護事業所 金子