4月から施設福祉課から在宅福祉課へ異動となり、3ヶ月経とうとしています。
異動した当初は、新たな業務とご利用者の皆様のお名前と顔を覚えることで精一杯で、自宅に帰ってからはクタクタで横になる毎日。自分の目指す仕事と現実に葛藤する事もありました。
ある日の午後、A様のストレッチをしていた時のことです。いつもベッドに横になって目を閉じ、ゆっくりと過ごされているA様が起き上がり「あなたが来てくれて、ここに来るのが楽しみになった。せっかく来たんだから、長くいてね。」とおっしゃってくださいました。
この時、私の心に浮かんでいた迷いが消え「ここに私を必要としてくれている人がいるなら、私もこの人達のために頑張ってみよう。」と気持ちを新たにすることができました。
今後も、白川の里のデイサービスをご利用される皆様がお元気で過ごしていただけるよう、お一人おひとりのニーズに応えられるリハビリを提供していきたいと思います。
機能訓練指導員 春口裕耶