白川の里の実践ブログblog

私が教わったこと

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 私には、4歳と1歳の二人の息子がいます。

元気いっぱいの年頃で、とてもにぎやかな毎日です。

 

 その長男が、“反抗期”真っ最中で、ついつい怒ってしまうこともしばしば・・

ついカッとなってしまったり、怒ってしばらくしてから自責の念に駆られたりと、私自身どうしてよいか分からなくなってしまい、私が尊敬している職場の先輩に先日思い切って相談しました。

 

 すると、その先輩から「自分の思い通りにならないから、反抗期だと思うんだよ」とのアドバイスをいただきました。短い言葉でしたが、ハッとさせられました。

 

 私は『子どものため』と思いながら、『自分のため』に子どもを怒っていることに気づき、“反抗期”という言葉も、子供の思いを汲まず、“私主体”の言葉であると痛感しました。そして、“子供の尊厳”ってなんだろうと考える機会となりました。

 

 『子は親に、親は子に育ててもらう』という言葉は、こういうことなのだと思えた出来事でした。一方的でなく、支えあいながら、これからお互いに成長できればいいなと思います。貴重なアドバイスをいただいた先輩に感謝申し上げます。

 

 

通所介護事業所 中川 雄一朗