白川の里の実践ブログblog

愛犬から学んだ事

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我が家には、犬が1匹います。もう、14歳でおじいちゃん犬です。その、おじいちゃん犬が、エサを全く食べない時期がありました。

家族で「何でだろう・・・暑いから食欲がないのかな・・・。もう、年だし眼が悪いけん見えてないんじゃない?」等々、家族で大議論会。エサや器を変えてみたり、手で食べさせたりしてみますが、食べずにカーテンの裏側や玄関に行って見向きもしません。

そんな時、母が「孫達がこんけんかな?」と、ポツリ。そう言えば、ずいぶん来てないなぁ。すぐさま、姪達に連絡をして家に来てもらうと、まぁー尻尾が取れるんじゃないかと思うほど、尻尾を振る振る振る♪よほど嬉しかったのか、その日の夜は、しっかりとエサを食べてくれました。

毎日のように来ていた姪達が成長し、家での留守番が出来るようになり、我が家へ来る機会が減って来ていた矢先の出来事でした。愛犬にとって、姪達は産まれた時から一緒に過ごしてきた家族の一員であり、姿を見ない日が増えてきて心配だったのだろうと思い、“家族とは”と考えさせられました。

 

また今回の件で、エサを食べないのは何でだろうと家族みんなで「あーでもない、こーでもない」と考え、これかも?と答えを導き出せたことは、今の私達の仕事に通じるものがあると思いました。一つの課題に対して、様々な要因を職員みんなで出し合い、対策や対応してみることの大切さを、今回の件を通して再確認でき家族の力の偉大さも感じた出来事でした。

 

東館 片山