白川の里の実践ブログblog

一日一日を大切に

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 12月も半ばとなり、本格的な冬が始まりました。

 

 私が入職して、8か月が過ぎました。

始めは、右も左もわからずただただ仕事を覚え、目の前のことで精いっぱいでした。

先輩職員の優しくも厳しいご指導の元、日々仕事に取り組むうちに福祉的な視点はもちろん、介護職としての視野も広がり一歩一歩成長を感じています。

 

 8か月間過ごして嬉しいことも悲しいこともありましたが、私が一番嬉しく、この仕事をしてよかったと思える瞬間がありました。

それは、ご入居者に「名前を呼ばれた時」です。

 ご入居者は認知症を患っている方が多く、どうしても名前と顔を覚えることが難しいです。だから、「名前を呼んでもらえる」ことは当たり前ではなく、今まで一緒に過ごした日々があってこそだと私は思っています。

名前を呼んでくださったり私の顔を見て笑顔になられるご入居者を見ると、私がやってきたことは無駄じゃなかったと思えました。

入職当初は、不安が大きかったですが、ご入居者の皆様のおかげで少しずつ自信がつき、もっと頑張ろうと思えました。

 

まだまだ介護職として未熟な部分が多いですが、ご入居者と過ごす一日一日を大切にし、介護職としても、人間としても成長していきたいと思いました。

 

西館1丁目 介護職 塩田