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感謝

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感謝

 

先日、東館2丁目 I様のことを受けて思い出したことを話したいと思います。

6年前のちょうど今頃だったと思います。その日の朝、私は遅出だったのでまだ寝ていました。すると、母が部屋に入ってきて「気分が悪い」と一言。私は、時期的なことも考え感染性のものかな?と思い、病院へ連れて行こうと思い準備をしていると、いつもと何か違う母を見て、とっさに「救急車かも・・・」と思い、直ぐに119番通報し日赤に救急搬送しました。日赤につき直ぐに担当医より「急性心筋梗塞を起こしています。手術になります」と言われ、不安の中終わるのを待っていました。手術も終わり、担当医からの説明の中で、「今回、搬送が早かったので、良かったと思います」と言われ、父からも「ありがとね。お前がいなかったら、間に合わんだったろうね。」の言葉に、きっとこの仕事をしていなければ、いつもと違うと思わなかっただろうし、救急車をという判断に至らなかったと思いました。

いつも、自分自身成長していないなぁと感じることが多い中で、こういう出来事があると少しづつでも成長できているのかなと、少しだけ自信に繋がっているのではないかと思います。

ただ、時間とともにそう感じたことや思いは忘れてしまいます。今回、I様の件で思い出して後輩職員へ、小さな気づきや小さな変化に気づくことが、いかに大切なのか伝えていかなければならないことを改めて感じ、それを思い出させていただいた、Ⅰ様に感謝しながらこれからケアに努めていきたいと思いました。

 

東館 片山