白川の里の実践ブログblog

介護職を目指したきっかけと入職してからの抱負

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令和3年4月より新社会人として白川の里に入職しました。

私が介護職を目指したきっかけは、一人の訪問看護師に出会ったことです。

高校生の時に祖父の在宅介護を母と行っていました。祖父はALSという難病でした。病状が進行していく中で「どうしても家に連れて帰りたい」という私たち家族の思いから在宅介護が始まりました。母も私も介護の経験が無く知識のないままでのスタートでしたが、訪問看護師、介護士の方から 胃瘻・喀痰吸引についてや体位交換の方法などたくさん教えてもらいました。時にはサポートをしてもらいながら行っていました。

3ヶ月しか介護を行う事ができませんでしたが、悔いはありません。

 

祖父が亡くなり、泣き崩れていた私をある訪問看護師の方がぎゅっと抱きしめ「よく頑張ったね」と言って下さいました。その看護師の方は祖父の介護はもちろん、私たち家族の心のケアまでして下さいました。

「この看護師さんみたいになりたい。祖父から学ばせてもらったことを活かす仕事がしたい」と思い介護福祉士になる事を決め、専門学校で2年間学び、無事合格する事ができました。

 

私はこれから仕事をしていく中で、信頼関係を気づくために少しでも早くご入居者の名前

や性格、日課などを覚えてその人に合ったケアを行っていきたいです。

白川の里の運営方針に「ご利用者とそのご家族に安心と安全をお届けします」とあるように、不安や悩みを抱えているご家族の心にも寄り添えられる介護士を目指して働いていきたいです。

そして、勤務年数が経っても初心の心を忘れず、常にご入居者の事を一番に考え行動していきたいです。

西館1丁目 山下 絵梨佳