白川の里の実践ブログblog

子育てと仕事の両立

カテゴリー:白川の里の実践ブログ

 

4月に入職した職員の皆さんの「入職にあたっての抱負」をブログで読んで、自分が福祉の仕事に就くと決心した頃の気持ちを思い返してみました。

私は小学生の頃、将来の夢を聞かれると「美容師になりたい」と答えていました。

中学生になり、職場体験で地元の福祉施設に行き介護の現場を知り、夏休みにも泊まりでのボランティアに参加したりするようになり、それから私の将来の夢は「介護士になること」に変わりました。そしてちょうどその頃、祖母が介護認定をうけ、デイサービスを利用し始めました。自宅で介護を行うようになった母は研修を受け、ヘルパー免許を取得し、後に介護施設に転職をしました。

こういった事から、祖母や母の力になりたいと思い、高校は医療福祉課のある高校を選び、3年間で専門的知識や技術をしっかりと学ばせてもらいました。高校卒業後は地元の施設にでも就職しようかな~と考えていたと思います。しかし、高校の先生の勧めもあり大学に進学する事になり、大学では社会福祉、児童福祉、養護教諭等の分野を、学ばせてもらいました。

就職を考える際に、教職に就くことも考えましたが、就職説明会で白川の里のブースに友人と話を聞きに行き、そこで白川の里への就職を考えるようになった気がします。

そして白川の里に就職し、気づけば9年目に入りました。毎年4月は新人職員皆さんの抱負を聞き、自分自身も気を引き締めなおしています。

白川の里は厳しい部分もあると思いますが、介護施設で働く友人の話を耳にすると、「私は白川の里でよかった」と思うことが多いです。実際、現在長女が小学校1年生になり、親子共々不安いっぱいな中、その気持ちを上司に話すと、皆さんが口をそろえて「子育ては今が大事、勤務調整して子供についていてあげて、仕事は私たちが変わってあげられるから大丈夫!!」等と本当に温かい言葉をかけてくださいます。そんな温かい職場で働くことが出来て幸せだと感じます。介護職の私の母も、「いい職場よね~」と安心してくれています。

今現在は、自分の子育てに精一杯で後輩職員の助けにはなかなかなれませんが、今後「子育てをしながらでも働いていけるんだ」ということを伝え、微力ながら頑張っていきたいと思います。

 

生活相談員 飯星