白川の里の実践ブログblog

白川の里で働く想い

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 入職し7月15日で3カ月となります。本日は、私が白川の里で働きたいという想いに至った理由の一つである祖母の事を書かせていただきます。

 私の祖母は県外の特別養護老人ホームに入居していました。昨年4月頃食事が入らなくなり、点滴、酸素投与を行っている状況という連絡を母から受けました。そこから3カ月祖母は頑張りましたが、昨年7月に亡くなりました。

 コロナ禍という状況もあり、面会制限があったため、県外に住んでいる私は最期に立ち会う事はできませんでした。面会も思うようにできず、親族に見守られながらという最期を迎えることが出来なかった祖母はとても寂しい思いをしたのではないかと悲しい気持ちになりましたが、母から「ずっと点滴をしていて、食事をまともに食べることが出来ない状況だったけど、施設の方がプリンやゼリーなど少しでも好きだったものを食べさせてくれて、よくしてくれたよ」という連絡を受けました。それを聞き、「施設の方が最期までしっかりと祖母に寄り添って下さり、その施設で最期を過ごす事ができて祖母は幸せだったのではないか」と思うことが出来ました。

 今まで病院の管理栄養士として、栄養管理を行っておりましたが、自分が管理栄養士としてどのようにありたいかを考えていたとき、白川の里の「ひとりのいのちにみんなで寄り添う」という理念を目にし、祖母の最期に寄り添って下さった施設の方々のように私も生活の場である特別養護老人ホームでお一人おひとりに寄り添ったケアを行う一員として働きたいと思いました。

 現在は、40名の入居者様を担当しておりますが、「担当させていただいている中の‘’一人‘’」ではなく、ご入居者‘’お一人おひとりが一個人‘’であり、「ご家族にとって大切な方の命」を私たちはお預かりしているという気持ちを忘れずに、白川の里で過ごすことが出来て幸せだと、お願いして良かったと思っていただくことが出来るよう自覚を持って向き合っていきたいと思います。

 

管理栄養士 地村