恩送り
昨年の秋、安全運転管理者等講習会で、「恩送り」という言葉を学び、改めて素晴らしい行為だと感じました。
自分が嬉しかったこと(善意)を次の誰かに贈る行為を「恩送り」と言います。
交通安全の視点に置き換えると、自分が道を譲ってもらう、自分も他の誰かに道を譲る。こういった思いやりのある運転を日常的に行うことで、自己都合による身勝手な運転は無くなり、自然と安全運転に繋がっていくそうです。
助けて頂いたり、優しさをくれた相手に何らかの形でお返しする「恩返し」ではなく、自分が受け取った思いやりのある行為を全く関係のない第三者に受け渡していく、同じように何人もの人々が同じような行為をしたら、危険運転による交通事故防止に繋がるのではないかと思います。
私たちの生活の中で車の運転は欠かす事の出来ないものです。
プライベートでも業務中の運転においても、常に自分の心にゆとりを持ち「恩送り」という形に変えて横断歩道での歩行者優先や他車両に道路、順番を譲ることで、お互いに気持ち良い交通マナーを心掛けていきたいと思います。
在宅福祉課 課長補佐 富田 健一