食べる楽しみ
施設では日常生活での口腔ケア・食支援等を日々各専門職で取り組んでいます。
毎年、この時期には協力歯科医の先生を講師とし口腔内にまつわる様々な研修を行って
頂いています。
今回は「食支援のすすめ~すぐに役立つ摂食嚥下の診断」について研修がありました。
日頃関わっている介護職より嚥下状況確認の仕方など色んな質問が出ていました。
食べるための準備の大切さや、咬んで(咀嚼)飲み込むまでの反射の観察ポイント等を歯科
衛生士として指導アドバイスを進めていきたいと思いました。
加齢に伴い様々な機能の低下がみられるなか、口の中も同様若い頃の様に、「ボリボリ噛める、
ゴクゴク飲める。」というようにはいきません。
私自身も最近ウトウトしている時、自分の唾液でムセてしまい衰えを感じハッとしました。
私は食べることが大好きです。飲み込めなくなったらどうしよう・・・(泣)
その時「いつまでもおいしモノを、口から食べたい」と実感しました。
「おいしいい」と感じる時みんな笑顔になります。
「食べる楽しみいつまでも」
医務 歯科衛生士 内田 里美