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ありがとう、お蔭様

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ありがとう、お蔭様

今月1日、大好きだった祖母が亡くなり5年が経ち、お墓参りに行きました。その墓前で色々な事を考え、思い出しました。

祖母はとても我慢強く、いつも周囲の人に「ありがとう、ありがとう。お蔭様で…」というのが口癖の女性でした。我が家は両親が共働きだったこともあり、幼い頃は祖父母と過ごす事が多かったためか、お年寄りが大好きでした。そういったこともあり、高校では医療福祉課のある高校を選び、卒業後はそのまま介護施設に就職しようと考えていました。しかし、高校の先生の勧めもあり、大学に進学し社会福祉、児童福祉、養護教諭の分野を学びました。いざ就職を考える際に、教員になるという選択肢も視野にはいれていましたが、やはり福祉の道に進みたいと、白川の里に就職しました。

私が白川の里に就職したのが平成24年。その後、2度の産休・育休を頂き、令和元年に勤続5年を迎え、先日施設より永年勤続の表彰状等を頂きました。

 

改めて色々振り返ると、私は周囲の人に恵まれた人生で、その皆様の支えで今の幸せがあると思っています。学生時代の友人・恩師、バイト先の仲間、白川の里で自分と関わってくださる方々、そして家族。日々、感謝の気持ちを持ち生活しなければいけないと思ってはいますが、つい後回しにし、忘れがちである事を反省しています。

祖母のように「ありがとう。お蔭様」と、常に周囲に感謝を示す事を忘れない女性でありたいと強く思います。

また、何でも「当たり前」じゃない、「ありがたい」事なのだと、謙虚に日々精進して参ります。

 

                            生活相談員 飯星 明日香