夏休み初日の7月19日、放課後等デイサービスでは、土曜療育で買い物学習に出掛けました。10時に肥後大津駅に集合し、豊肥線に乗って3駅先の光の森駅に行きました。ショッピングモール内で3時間買い物と昼食を楽しみ、また豊肥線で大津駅に戻り解散、というスケジュールです。
今回のテーマは、時間とお金の使い方を意識する事でした。買いたい物や行きたい所を班で話し合って時間配分を考えたり、昼食や買い物を予算内に収めたりと、自主性と協調性を身に付けるためのものでした。自分で券売機を操作して切符を買う、レジでお金を支払うなどが初体験のお子さんもいました。
募集段階では保護者様のご不安な点もお伺いしました。迷子になるかも、ご飯を食べないかも、疲れて動かないかも…それらに対処できるようルールや人員配置を決めていきます。ご家庭でも話し合って頂けるように事前にルールの共有もしました。
朝、少し緊張した面持ちで来た子が友達を見つけて笑顔で駆け寄る姿に私の緊張も緩みます。またアレルギーや食事量に注意が必要なお子さんの保護者様には、お店やメニューのメモを頂くなど細やかな情報共有をして頂き、大変助かりました。
嬉しかったのは、子どもたちに対して腰を屈めて視線を合わせて下さる大人が多かったこと。レジで小さな声で「お願いします」と品物を差し出すS君に、優しく分かりやすく値段を伝えて下さった店員さん。フードコートで頼もしく昼食のトレイを運ぶS君、上手に人混みを進む君は気づいたでしょうか。言葉も視線の交差もなく、君の進路を自然に空けてくれた大人がいたことを。
きっとたくさんの小さな善意に守られながら頑張った子どもたち。集合場所でお土産話を聞きながら、その笑顔が朝より輝いているのを見て、社会と関わる経験の大切さを改めて感じた一日でした。
放課後等デイサービスおひさまぷらす 理学療法士 髙木明日香