6月18日(月)に大阪で発生した地震により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げますとともに、今も余震が続いている中、ご不安な状況かと思いますが、一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。
このような状況の中、今回の記事を掲載して良いか悩みましたが、熊本地震発生以降、多くの関係者の皆様にご支援いただいておりましたので、新園舎落成のご報告をさせていただきます。
熊本地震から2年2カ月。待ちに待った新園舎が完成しました。
平成28年4月16日の本震で建物は大規模半壊となり、園舎が使用できない状況になりました。子どもたちの療育時間中でなかったことが不幸中の幸いでしたが、療育の再開の目途が立たない状況でした。
そのような状況の中、同法人の白川保育園と風の子保育園から空き教室を準備していただくことができました。また、白川の里、暁荘、緑ヶ丘保育園からも備品を借用させていただきました。
さらに、熊本県、大津町等、行政機関にも迅速に対応していただき、被災後、4日目で療育を再開することができました。
療育開始後、環境が大きく変化したにも関わらず、子どもたちがそれぞれの教室で元気に過ごしている姿を見て、その適応力の高さと回復力の速さに感動するとともに、子どもを支えていらっしゃるご家族の存在の大切さを改めて感じました。
被災後も一生懸命頑張っている子どもやご家族、職員の姿見て、一刻も早くおひさまを復旧しなければならないと思いました。
その後、法人本部を中心に、大津町、熊本県、九州厚生局・財務局、厚生労働省本省との協議を重ね、落成の日を迎えることができました。
児童発達支援センターおひさまの復旧に伴い、ご支援・ご協力頂きました関係機関の皆様、仮設の事業所に移転した際に快く受け入れていただきました、大津町矢護川地区の住民の皆様には心より感謝申し上げます。
そして…子どもたち!ご家族の皆さん!お待たせしました!
6月25日(月)から新園舎での療育がスタートします!
新しい園舎はテラスで食事ができたり、ボルダリングがあったり、ひろ~い屋外遊戯場があったり…と楽しいことが盛りだくさん。私たち職員もワクワクしています!
どんな表情で登園してくるかなぁ~ 玄関でミッキーとミニーがまってるよ~!
児童発達支援センターおひさま 河野 光輝