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浦島太郎のお話

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ある夜の就寝の時間に、浦島太郎のお話を二人の子ども達にせがまれました。

 

我が子ども達に話したのは、○○年前の事で、いったいどんなお話だったっけ?と

思い出しながら・・・(*^_^*)

二人の子ども達は、どの部分に反応してくれるのかワクワクです。

 

やっぱり一つ目はここです。

子「なんでカメさんはいじめられたと?悪い事したと?」

職「カメさんは何もしてないよー」

子「何もしてないカメさんをいじめて打ったりしたらダメよね?」

二人共、よく気付いてくれました。

職「打たれたら痛いよね?先生が、カメさんだったら、悲しい気持ちの方が痛いかな?二人はどう?」

子「うん、俺も悲しい」

職「もし、お友達がされてたら、浦島太郎みたいに勇気を持って助けてあげてね」

子「わかった。」

その時の、二人のきらきらした目は忘れません。

 

昔ばなしも佳境にはいり、質問ぜめ。

子「なんで、浦島太郎は玉手箱を開けたと?なんでおじいさんになったと?なんでお姫様は、宝物じゃなくておじいさんになる煙をやったと?」

職「うーん、竜宮城で過ごしたのは3日間だけど、自分のおうちに帰ったら何十年もたってたと、浦島太郎のお友達は、皆おじいちゃんやおばあちゃんになってるから同じがいいからかな?」

子「ふーん、そっかー」

 

この曖昧な説明で、二人共、納得してくれ良かったです。

良い事と悪い事の判断、友達への思いやり、周囲の方々へ感謝の気持ちを忘れない子どもに育って欲しいと願いながら、またお話してあげたいと思います。 

 

                   

 入所部 S・F