現在、支援の必要なお子さんを持つ、共働きのご家庭が増えています。私は、そのようなご家庭にスポットを当て、「一人のいのちにみんなで寄り添う」について考えていきたいと思います。
支援の必要な子どもたちの中には、
・思いついたら後先考えずに行動してしまう子
・宿題の間違いを指摘され、癇癪を起してしまう子
・忘れ物が多い、物を失くしてしまう、片付けが出来ない子
・楽しいことからの切り替えが難しい子
など様々な課題を抱える子どもが多くいます。
様々な課題を抱える子どもたちの一番近くで寄り添う保護者の中には、
・仕事で疲れているのにご飯を作る買い物をする
・学校や事業所の連絡帳や配布物の確認
・子どもと一緒に宿題や次の日の準備
・寝かしつけ
など家に帰って休む暇もなく、心に余裕がなく、つい怒ってしまう、褒めてあげたいけどなかなかできない、これでいいのだろうかというお話してくれた方もいます。
私たちは、送迎時や連絡帳にて家庭での困り感や悩みを共有するだけでなく、無理なく出来る解決策を考え、伝え、少しでも緩和できるようにを心掛けていくこと、療育場面でも活かしていき、子ども達が少しずつでも褒められる経験やできたという経験を増やし、家庭の中に繋げていくことが出来ればいいなと考えています。
若草学園 通所部 児童発達支援センターおひさま
放課後等デイサービス(服部)