9月末にアンガーマネジメント研修に行かせていただきました。
アンガーマネジメントは、アメリカから広がった
怒りの感情と上手に付き合うための「心理トレーニング」だそうです。
アンガ-マネジメントの世界では、
アンガー=「怒り」
マネジメント=「後悔しないこと」
というとらえ方をすると話がありました。
ああ、イライラしてしまった・・・と後悔することが確かにある・・・
とこの話を聞いて思いました。
アンガーマネジメントの印象として、怒ることはあまり良くないことだから、自分の気持ちをコントロールしなければいけない。という思いがどこかにあったから、そう思ったのかもしれません。
講師の話では、
人には
「喜・怒・哀・楽」
があるように、怒りとは普通にある感情の一つです。
だから、怒ること自体は悪いことではありません。
とのことでした。
なるほど・・・
怒りという感情自体は、普通のことだから悪いことではないのか。
では、何をどうしたらいいのだろう。
と、講習に聞き入っていきました。
いろいろな話があり、長くなってしまうので、
なるほどと思ったことを一つご紹介します。
私たちを怒らせているものの正体について
それは、「こうあるべき」ということ。
普通これくらいできるべき
大人なんだから自分から尋ねるべき
帰ったら洗濯だすべき
決して間違ったことではないけども、
育った環境や考え方の違いもあり、まったく一緒の考え方をする人はいないのも事実。
自分が思っていることと、現実とのギャップが大きいときにそれが怒りとなって出てくるということでした。
では、どうすればいいんでしょう?
〇自分がしてほしいことや思っていることを周りの人に伝え、周りの人との考え方のすり合わせをする。
〇あんまり好ましくはないけど、「まあこのぐらいならいいか。」ということを増やしていく。
自分がしてほしいことは、酌んでほしい気持ちもありますが、
ちゃんと伝えないとわかってもらえないこともあります。
特に家族だと多いようです。
振り返って反省・・・。
簡単なことではないけでも、知らなかった時よりも
意識ができる分だけ、考えることができる気がします。
他にもたくさんのことを学ばせて頂きました。
すぐにものにはできないだろうし、日々反省することも多いと思いますが、今回学んだことを活かしながら、良い方向へ変わっていきたいなと思います。
入所部 藤本絢