一月は行く、二月は逃げる、三月は去る…というように、気付けばもう三月も終わろうとしています。
年度末ということもあり、何かとバタバタな毎日を過ごしている私ですが、先日とても心が癒された出来事がありました。
いつものように朝、ある園にお迎えに行った時のことです。お部屋に迎えに行き、挨拶を交わし、色々な話をしながら玄関で靴を履いて送迎車に向かっていると、Tくんが「先生見てー!」と。“暖かくなってきたから虫でも発見したのかな?”と思い、地面に目を向けると「違う違う!上だよー!」と言われ、上を見ると…
そこには真っ青な空に浮かぶ雲が♪
「あの雲ハートに見えるねー!」のTくんの声に、他のお友達も「ほんとだー!!ハートに見えるー♡」と、ハートの形をした雲をみんなでしばらく眺めていました(^^)子どもたちの素敵な発見で、何だかいい気分で一日がスタートしました。
忙しい日々の中で心が癒された出来事でした。
そんな癒しをくれるこの子たちと一緒に過ごせる時間もあとわずかです。きらきらクラスを卒業していく子どもたちとの残りの時間を大切に過ごしていきたいと改めて感じました。
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そしてご報告したいことがあります。以前、さなぎのお話をブログで載せさせて頂いたのですが、そのさなぎが蝶になりました。
「この蝶々何ていうんだろう?」「きれいだねー!」「先生お花取りにいこう?お腹すいているかも!」と子どもたち。お昼の絵本の時間に昆虫図鑑で調べて「あった!先生!この蝶々はキアゲハだよ!」と教えてくれました。その後、お外に行くと「この花は蜜があるから蝶々好きかも!」や「この草をお布団にしよう♪」と、飼育ケースの中は草やお花でいっぱいになりました。
さなぎから蝶へ…生命の誕生を身近で感じることができました。いつ見ても変化のないさなぎに“ほんとに蝶々になるのかな…”と不安を感じていたので、子どもたちに見せてあげることができ、嬉しかったです。
今まできらきらクラスでは魚や虫など色々な生き物を育ててきました。子どもたちに優しく育ててもらい、幸せだったと思います。次はどんなお友達(生き物)がきらきらクラスに加わるのか楽しみです。
また新年度が始まります。子どもたちの心に寄り添いながら「おひさまに来てよかった」と思ってもらえるように、日々を大切に過ごしていきたいと思っています。
児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 宇藤