若草学園の実践ブログblog

体験から

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春休みにはいり、学園内も過ごしやすくなってきました。チューリップが咲き始め、パンジーも元気に咲いています。さらに草も一気に生え始め、色々なところで春を感じられるようになってきました。さて、先日私ごとですが、久しぶりに体調不良で1日声がでない日がありました。たまたま休みの日だったのですが、朝起きてから何気なくできていた挨拶や、会話等、言いたいことが言えず、ものすごいストレスを感じました。その日は身ぶり手ぶり、相手の前で口を大きく必要以上に動かしたりして1日を過ごしましたが、学園内の子どもの中にも、言葉を発せない子や、声はでてもうまく相手へ伝えられないこども達がいます。同じとはいきませんが、生活の中でストレスを感じたり困ったりすることも多々あると体験を通じてさらに感じさせられました。事業所内でいろいろな職種の職員がみんなでこどもたちを支援していますが、日頃からひとりひとりの「心の声」やニーズを見極め、支援する側もひとり一人の個性を生かした専門性が発揮でき、みんなの支援内容をより豊かなものにするために、福祉施設の従事者として専門性をもって貢献していきたいと思います。

職業柄、陰ながら支えることが多い部署ですが、生活について少しでも改善できるよう、客観的な立場で対応できればと思います。保護者の方々も何かありましたら積極的なご意見等も頂戴いたしたいと思います。

 

        若草学園 入所部 総務

           大田黒 美和