若草学園の実践ブログblog

「ちょっと聞いてはいよ!(つぶやき)」

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私ですね~最近の社会環境がとても気になっています。

「車の事故」 続きましたね・・・

まして、幼児・小学生・0歳から18歳の年令が巻き込まれた事故は心が痛みます・・・

ご家庭でも話にあがったのではないでしょうか?

  (私は、息子・娘にハンドルを握る時は責任を持ちなさい。とメールしました。)

先日、幼児が巻き込まれた事故で思った事なのですが・・・

園庭が無いので散歩(毎日の日課)に出ていた。という言葉を報道されました。

園庭が無い・・・という園におかれましては色んな環境・理由・問題点があると思います。

 ・周囲から苦情が出るから・・・。

 ・土地が無いから・・・    さまざまな理由があると思います。

であるなら、その問題点の解決方法を関係機関と連携して良い方向に持って行けるように話し合いの場を設けたら良いのにな~と思いました。こういう問題点はどこでもあり得るのではないでしょうか?

「話し合い」「気持ちの理解」・・・今、子ども達を取り巻く大人の問題点ではないかな~。

「コミュニケーション」じゃないでしょうかね~。

 

 もう一つ気になる事があります。

それは、「自殺」という行動を起こす思春期の子ども達です。

耳にする言葉で「いじめ」ですね。

これも報道では「学校ではどうでしたか?」と言われる事です。

学校の前に家庭があるのではないかな~と思います。

子ども達は、家庭でもSOSを出しているのではないでしょうか?

(私の子育て中は多々SOSを感じていました・・・一概にみな同じと言う訳では無いかもしれませんが)

SOSをキャッチできないのは 「なぜ?」なんだろうと疑問に思います。

親は、子どもを守る責任があると思います。親が守らないで誰が守りますか。

(すいません・ちょっと熱くなってしまいました。)

「自殺」まで考えるのであれば、それなりに行動や表情・食事の量とか何らかの変化を感じるのではないでしょうか?

入所児童もそういう姿が見られる時があります。

そういう姿を見た時は感じた時はすぐに職員同士で話します。それから子どもに

「何か困っているんじゃないの?」

「何か言いたい事あるんじゃないの?」

「どうした?」

「何かあった?」

と聞きます。もちろん、即答はしません。自分の気持ちを言葉で伝える事が難しいようですので・・・なので、時間を置いて聞きます。話してくれる子は話してくれますが話してくれない子もいます。

自傷してしまう子もいます。

そんな時は、

「大丈夫だよ」

「見ているからね」

「つらい事だよね」 という言葉を伝えます。

子どもの気持ちに寄り添います。

子どもの気持ちを引き出します。

なので、子どもの変化を感じてほしいですよね。

誰かのせいにするのではなく・・・。

いろんな場所で環境の幅が狭くなっているのかもしれませんし、余裕が無いのかもしれませんが見つめ直してほしいなぁ~と思います。

「コミュニケーション」をとってほしいです。

話す事・聞く事・思いは言葉にしないと伝わらないと思いますから・・・

「自殺が減りますように」

 

ところで、「KO-KO」(日隈幸子さん・熊本出身のシンガーソングライター)の方をご存知ですか?と言われても・・・ですよね。

娘の同級生のお母様でした。娘さんが高校2年生の時にお亡くなりになられました。娘が葬儀に行った際CDを頂いてきました。そのCDのなかの1曲に「てとてとて」という曲がありました。聞き覚えのある曲でした。どこで聞いたかというと「人権集会・男女参画研修会」でした。聞きたいな~と思われる方は貸し出しますので知らせて下さい。

ココで思った事が若草の事務所や廊下に貼られてある

     目くばり・気くばり・思いやり (伊豆野センター長推薦言葉)

の気持ちを忘れることなく社会全体(大袈裟ですが・・・(笑))が循環と言うか、よく流れていくといいな~。

1人1人の気持ちにゆとりがあり・時間に余裕がある日常を送ることが出来るといいな~。

 

           私の「つぶやき」にお付き合い頂きありがとうございました。

               何か感じられた方はお話ししたいです(^0^)/

 

                           入所部 中林尚生