私たち職員が、この施設で日々子ども達と関わって行く中で、
大切な事の一つに「言葉の引き出しをどれだけ多く持ち合わせているか。」
たくさんの職員の方々が良く口にされている言葉です。
それは365日、子ども達と接する中でとても大切な事だと気づかされています。
子ども達が生活していく中での疑問や不安は、
学校での出来事や職員との関わりで常に変化していきます。
その日に起こった出来事で考え方が変わったり、
次の日には気持ちが変わっているという事は良くある事で、
不穏になったり落ち込んだり。
その時、私たち職員がどれだけの「言葉の引き出し」を持ち合わせているのか。
もちろんその引き出しの中に多くの知識や情報を持っていなければいけません。
その引き出し一つで子ども達が安心して眠る事が出来たり、
納得して行動出来たりする事もあります。
子ども達と向き合う中で、どれだけの引き出しを持って対応出来ているのか、
とても大切な事だと感じています。
私たち大人は、子ども達が安心して生活して行ける。
そんな環境のお手伝いをさせて貰っています。
この歳になり、子育てもそろそろ終わりに近づいて来ましたが、
たまに子ども達に教えて貰える事もあり、まだまだ自分の未熟さを感じています・・・
私の子育てが終わっても、ここで子ども達に寄り添い、一緒に成長して行けるように
いま「言葉の引き出し」をたくさん作っているところです。
入所部 髙木