若草学園の実践ブログblog

芋ほり

カテゴリー:若草学園の実践ブログ

 

今年も大きく育ったからいもを子ども達が収穫しました!

裸足で畑に入り、芋のつるをあらかじめ取り除いた盛り土の中を手で掘り進めると赤紫色のからいもがごろごろと育っていました。

次週はそのからいもを調理します。育てるところから興味を持ち、自分たちの手で収穫、調理することで美味しさも増すのではないかと思います。収穫の際には軍手や長靴をご準備いただいたご家庭もありお母様方の愛情を感じました。ありがとうございました。

素手ですと、ヤラピンという植物性樹脂が手に直接付いてしまったり、慣れない裸足なら足裏が痛く感じてしまうのですが、子ども達は「お芋がうんちしてる!」と言ったり、足洗場で水遊び感覚になり「気持ち良い!夏みたい」と和むかのように楽しく感じている様でした。この捉え方、大人には大変新鮮です(笑)

そんな些細な一場面を一緒に感じたり、筋書き通りにならないことをどう乗り越えるかがとても大事に思えました。あえて少し困った状況にいる方が乗り越えた時に達成感を感じます。

その為、活動プログラムはあえて少し困った状況を演出しています。それは子ども達がスモールステップを積み重ねる為です。

やがてからいもが大きな実になる様に、子ども達の成長につながると信じています。

そして日々、枠にはまらない自由な発想力にワクワクします。

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 高橋