若草学園の実践ブログblog

「ひみつきち」

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先月、きらきらクラスでは、教室を模様替えしてみました☺

経緯としては、子ども達12人で活動していく中で、ざわざわした音が気になり、活動やお集りへの注目が難しくなる子や、部屋の広さから、刺激を多く感じてしまう子等、子ども達の様子を毎日見る中で、教室の環境を変えてみてはどうかとの話が出ました。

 

子ども達は1人1人発達課題や特性も異なるため、個別支援計画や、特性に沿って少人数にグループ分けし、活動を行ってみました♪

 

パーテーションとロッカーで教室を区切っています✨

 

 

区切ったロッカーの前に、皆が良く知っているお菓子の絵カードを貼り、「今日はこの3人はチョコチームだね♪」とチーム名を決めて過ごしてみると、楽しく、分かりやすく活動に入ることが出来るようでした(^^♪

また、教室の前に“ひみつきち”と一言書くだけで、魔法の言葉のように子ども達は楽しんで入れるようでした☺

 

 

始めて教室を見た子供の中には、変化に戸惑う子もいました。まず、こちらが環境を変えた際は、丁寧に1人1人説明することが大事であることを改めて感じました。

 

活動の中では、制作を行う際、少人数に分かれていることで、こちらも1人1人丁寧に見ることが出来、「この部分は苦手なのかな?」、「ここが出来るようになっている!」と、これまで気づけなかった部分の発見にもつながりました✨

 

始めて教室を変えてみた日、子ども達に「今日、教室が変わって、このチームで1日過ごしてみてどうだった?」と尋ねてみると「とっても楽しかったよ!」との声が聞けました☺

また、3,4人のグループであることから、これまで話したことのないお友達と関わる機会にもつながっているようです✨

 

毎日教室を分けて過ごすのではなく、朝の活動の制作は分かれて、午後の活動の運動はみんな一緒に行う形や、曜日によって教室の形を変えるなど、集団での時間と個別での時間を作るようにしています✨

何より、子ども達自身が分かりやすいこと、過ごしやすいことを1番に考えながら、日々模索しています☺

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 矢ヶ部