若草学園の実践ブログblog

遊びを考える!!

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先日おひさまぷらすでは

運動プログラムの「サーキットトレーニング」を行いました

普段のサーキットトレーニングでは

子ども達の運動機能の課題に合わせて跳び箱や鉄棒など

職員が考えてコースを作っています。

 

しかし今回はそのサーキットトレーニングのコースを

子ども達自身に考えて作ってもらいました。

 

最近、保護者からの声で

遊び方を知らない、ゲームばかりしている、公園に行っても遊べない

などの声もあり今回この活動を行ってみました。

 

 

☆自分たちで考える事でイメージをする力や想像力を身に付ける

☆お友達と一緒に考えて作る事で協力し、考えを共有してコミュニケーション力を身に付ける

 

この2つをねらいに行いました。

 

 

 

ルールは

みんながクリアできるコースにすること

安全なコースにすること

この二つだけで後は自由!!!

 

おひさまにあるマットや跳び箱などの遊具を使い

組み合わせや、使い方も子ども達自身に

考えて作ってもらいました。

 

 

「間違い」はないからチャレンジしてみよう!とスタートしましたが

ササっと作れるお友達もいれば

どうしていいかわからないと困った様子のお友達もいて

子ども達の様々な姿が見られました。

 

しかしそんな時こそお友達と一緒に話しをするように促す事で

「ここに、ハードルを置いてみる!?」

「これとこれを組み合わせて使おう!」

「こんな感じにしたいけどどう思う?」「いいね!!」

「これはあぶなくない?」「これだと出来ない子もいるから変えよう」など

お友達同士でしっかりとコミュニケーションを取る姿が沢山見られました。

 

 

完成のイメージをする事が苦手な子どもは

先生が作ったコース写真の例を見て同じように作ってみたり

その例にプラスして工夫して見たりと

色んな形でチャレンジする姿が見られました。

 

完成したコースの説明も子ども達にしてもらいました。

 

 

完成した後は

皆でコースを回って遊びました

回りながら「このコース面白いね」「楽しいー」など

自分たちで考えたからこその声が聞かれていました。

 

 

活動が終わると

「またしたい!!」と子ども達から

たくさんの声をきくことが出来ました。

 

こうやって遊びの中で沢山の事を

経験して色んな力を

身につけて行ってほしいなぁと思いました。

放課後等デイサービスおひさまぷらす

辻島 一大